プライバシーポリシーや免責事項とは?ブログに使えるコピペOKのひな形がほしい!
このようなお悩みを解決します。
WordPressブログを開設して、プライバシーポリシーを掲載していますか?
ブログを運営する上で、プライバシーポリシー・免責事項の掲載は必須です。
たとえ、個人ブログであってもアフィリエイト広告を設置していれば、ユーザーの個人情報を収集することになるので、掲載していないと思わぬトラブルに見舞われるリスクがあります。
しかし、ブログ初心者だと、「そもそもプライバシポリシーってなに?」「何を書けばいいの?」という悩みを抱えているのではないでしょうか?
そこで、本記事では、プライバシーポリシーの作り方についてブログ初心者向けに解説します。
コピペOKの雛形も用意したので、最後まで読んで安心してブログを運営していきましょう。
まだWordPressブログの開設が済んでない方は、「【初心者向け】WordPressブログの開設方法」から、ブログの開設を済ませましょう。
iPadのみでできるWordPressブログの始め方を初心者向けに解説
プライバシーポリシー・免責事項とは?
まず、「プライバシーポリシーや免責事項とは何か」について解説します。
プライバシーポリシーとは?
プライバシーポリシーとは、個人情報の取り扱いについて記載したものです。
ブログでは、運営で使うアクセス解析ツールやお問い合わせフォームから個人情報を取得する機会があります。
取得する個人情報
- 名前
- メールアドレス
- 年齢
- 住所
このような情報をなんのために利用しているのかを、プライバシーポリシーに記載する必要があります。
また、ブログ運営に必須の「Googleアナリティクス」や「Googleアドセンス」では、プライバシーポリシーに明記する事が決められているので、作成しておくべきと言えるでしょう。
ブログ運営を始めたら、ほぼ100%必要です!
免責事項とは?
免責事項は、文字通り「責任を免ずること」です。
ブログにアフィリエイト広告を入れている方には、用意しておくべき項目といえます。
たとえば・・・
「このキーボード、使いやすくておすすめです!」と紹介した後に、「電池式なんて知らなかった!電池もわざわざ用意しなきゃいけないじゃないか!」と言われてもどうしようもないですよね・・・
このようなトラブルにならないように、「このような場合は責任を撮りません」と事前に断りを入れておくものです。
トラブルにならないように、プライバシーポリシーと合わせて免責事項も作成しておきましょう。
プライバシーポリシーに必要な項目は?
プライバシーポリシーに必要な項目は以下の4つです。
プライバシーポリシーに必要な項目
- Googleアドセンスについて
- Googleアナリティクスについて
- Amazonアソシエイトについて
- お問い合わせ・コメントについて
1つずつ順番に解説します。
1.Googleアドセンスについて
Googleアドセンスでは、下記をプライバシーポリシーに記載するよう定めています。
サイトのプライバシーポリシーについて
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
- Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合、広告の配信時に第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie が使用される可能性があります。その点についても、次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示してください。
Google AdSense ヘルプ-必須コンテンツ
- 第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることを明記します。
- 対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。
- これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、www.aboutads.info にアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。
難しく見えますが、下記について記載しておけば大丈夫です。
記載すべきポイント
- Cookieを利用し、ユーザーの興味に合った広告を配信していること
- ユーザー自身でCookieを向こうにできること。
書き方は後半のプライバシーポリシーのひな形をコピペして使ってください。
2.Googleアナリティクスについて
Googleアナリティクスでは、下記のように定められています。
7.プライバシー
お客様は、Google が個人を特定できる情報として使用または認識できる情報を、ハッシュ化されているかどうかにかかわらず、Google に提供せず、かかる行為を第三者が行うことを支援または許可しないものとします。ただし、お客様に提供されている Google アナリティクス機能のポリシーや規約によって許可され、かかるポリシーや規約が適用される状況において、かかる Google アナリティクス機能のために Google に提供される情報が業界基準を用いてハッシュ化されている場合に限っては、この限りではありません。お客様は適切なプライバシー ポリシーを用意したうえでそれに準拠し、ユーザーから情報を収集するうえで、適用されるすべての法律、ポリシー、規則を遵守するものとします。お客様はプライバシー ポリシーを公開し、Cookie、モバイル デバイスの識別子(例: Android の広告 ID、iOS の広告 ID)、またはデータの収集に使われる類似技術の使用について、そのプライバシー ポリシーで通知する必要があります。また、Google アナリティクスの使用と、Google アナリティクスでデータが収集および処理される仕組みについても開示する必要があります。こうした情報は、「Google のサービスを使用するサイトやアプリから収集した情報の Google による使用」のサイト(www.google.com/policies/privacy/partners/や、Google が随時提供するその他の URL)へのリンクを目立つように表示することで開示できます。
Googleアナリティクス利用規約
Googleアナリティクスは取得している情報が多いので、記載項目が多いので注意が必要です。
下記についてすべて記載するようにしましょう。
記載すべきポイント
- Cookieを利用していること
- Googleアナリティクスを利用していること
- Googleアナリティクスでデータが収集・処理される仕組みについて
書き方は後半のプライバシーポリシーのひな形をコピペして使ってください。
3.Amazonアソシエイトについて
Amazonアソシエイトでは、下記のように定められています。
5. 乙がアソシエイトであることの表示
乙は、乙のサイト上または甲が乙によるプログラム・コンテンツの表示またはその他の使用を許可したその他の場所のどこかに、「Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。」または本規約に基づき事前に許可された内容と実質的に同じ文言を目立つように明示しなければなりません。このような公表および適用法により求められる場合を除き、乙は、事前に文書により許可された場合以外に、本規約またはアソシエイト・プログラムへの乙の参加に関して公式な文書を表示しないものとします。乙は、本規約において明確に認められた場合を除き、甲との関係について不実の表明や誇張(甲が乙を支援、後援または支持しているという表明または暗示を含みます。)をせず、甲と乙またはその他のいかなる個人もしくは事業体との間の関係を表明したり暗示したりしないものとします。
Amazonアソシエイト・プログラム運営規約
Amazonアソシエイトは、記載すべき文言が定められているので、他と比べると対応しやすいです。
記載すべきポイント
「Amazonのアソシエイトとして、〇〇(ブログ名)は適格販売により収入を得ています。」
これをコピペするだけでOKです。
4.お問い合わせ・コメントについて
お問い合わせフォームやコメント欄を利用している場合、「名前」や「メールアドレス」などを取得するため、プライバシーポリシーに下記の内容を記載する必要があります。
記載すべきポイント
- お問い合わせやコメントで取得している情報と利用目的・用途
- 誹謗中傷や公序良俗に反するコメントは削除すること
- IPアドレスはスパム・荒らしのみに利用すること
お問い合わせフォームについては、「お問い合わせフォームの設置方法」をご覧ください。
ブログにお問い合わせフォームが必要な理由と10分でできる設置方法!
免責事項に必要な項目は?
免責事項に必要な項目は以下の2つです。
記載すべきポイント
- 当ブログ内のレビュー等の情報で不利益があっても責任を追わないこと
- 100%正確な情報の発信を保証するものではないこと
トラブルにならないように、免責事項はしっかり記載しておきましょう。
また、間違った情報を発信してしまい、読者から詐欺だと思われないように、サイトの正確性についても記載しておくといいですよ。
その他あるといい項目
プライバシーポリシー・免責事項と合わせて、記載しておくといい項目は以下の2つです。
記載しておくといい2つの項目
- 著作権について
- リンクについて
1つずつ順番に解説します。
著作権について
著作権には、以下の内容を記載しておきましょう。
記載すべきポイント
- ぶんしょうや画像の無断転載NGであること
- 著作権を侵害した場合、すぐに対応すること
また、意図せず著作権を侵害してしまうこともあるので、問題が合った場合には、きちんと対応するということも記載することが大切です。
リンクについて
他のサイトからあなたの記事をシェアしてもらうと、ブログの評価が高まるというメリットがあります。
しかし、「シェアしたいけどリンクに関する記載がないから、後で問題にならないように掲載しないでおこう」と思われてはもったいないので、リンクフリーであることを記載しておきましょう。
記載すべきポイント
- 当ブログはリンクフリーであること
- 画像の直リンクはNGであること
次に、プライバシーポリシーと免責事項のひな形(テンプレートサンプル)を紹介します。
【コピペOK】プライバシーポリシー・免責事項のひな形
ここまで、細かい内容について解説してきましたが、何もない状態から書くのは難しいですよね。
そこで、本記事ではコピペOKの個人ブログ用ひな形を用意しました。
ブログで使えるひな形(テンプレート)
- プライバシーポリシー
- 免責事項について
- 著作権について
- リンクについて
基本的にコピペOKです。
ただ、ブログによって使用しているツールやサービスが違うので、内容を読み、理解した上でコピペするようにしてくださいね
太字の部分は、自分のブログに沿った内容に変更して使ってください。
個人情報の利用目的
当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、氏名・メールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。
取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や必要な情報を電子メールなどでご連絡する場合に利用させていただくものであり、これらの目的以外では利用いたしません。
また、送信いただく個人情報は第三者に重要な情報を読み取られたり、改ざんされたりしないよう、SSLによって暗号化しております。
広告について
当ブログでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.netなどの広告サービス名)を利用しており、広告配信事業者はユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、Cookie(クッキー)を使用しております。
これにより、当ブログは利用者のコンピュータを識別できるようになりますが、Cookie(クッキー)には氏名・住所・メールアドレス・電話番号などの情報は含まれず、個人を特定できるものではありません。
Cookieを無効にする方法やGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご確認ください。
また、Amazonのアソシエイトとして、〇〇(ブログ名)は適格販売により収入を得ています。
アクセス解析ツールについて
当ブログでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。
このサービスは、トラフィックデータの収集のためにCookie(クッキー)使用していますが、トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。
この規約に関して、詳しくは「Google アナリティクス規約」をご確認ください。
コメントについて
当ブログでは、利用者がコメントを残す際に、IP アドレスを収集しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパムや荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
なお、全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となります。あらかじめご了承ください。
免責事項について
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また、当ブログでは可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、正確性・安全性を保証するものではございません。
当ブログに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
当ブログで掲載している文章や画像などにつきましては、無断転載することを禁止します。
当ブログは著作権や肖像権の侵害を目的としたものではありません。掲載内容において、著作権や肖像権に関して問題がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。迅速に対応いたします。
リンクについて
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ただし、インラインフレームの使用や画像ファイルの直リンクはご遠慮ください。文章や画像を引用する場合、引用先の明記と該当ページへのリンクをお願いします。
ブログにプライバシーポリシーを設置する方法
WordPressブログでプライバシーポリシーを設置する手順は以下のとおりです。
プライバシーポリシー設置手順
- 固定ページを作る
- 固定ページをフッターに追加する
1つずつ順番に解説します。
1.固定ページを作る
プライバシーポリシー・免責事項は、固定ページで作成します。
WordPress管理画面から「固定ページ」→「新規追加」の順にクリックします。
編集画面で、タイトルと内容を入力してください。
各見出しはH2見出しで入力しましょう。
入力が終わったらパーマリンクを設定します。
画面右側の「URL」にパーマリンク(例:「privacy」)を入力してください。
完成したら固定ページを公開しましょう。
これで、プライバシーポリシー・免責事項のページは完成です。
2.固定ページをフッターに追加する
公開した後は、読者がアクセスできるようにブログ内にリンクを掲載しなければなりません。
設置場所で多いのは、フッターです。
管理画面から「外観」→「メニュー」をクリックします。
メニュー構造のところに次のように入力・選択してください。
- メニュー名:フッターと入力
- メニュー設定:「フッターメニュー、スマホフッターメニュー」にチェック
上記を入力したら、最後に「メニューを作成」をクリックします。
画面左側から「プライバシーポリシー」のページを選択し、「メニューに追加」をクリックしましょう。
最後に「メニューを保存」をクリックしたら、フッターにプライバシーポリシーの設置が完了です。
念の為、問題がないか確認をしておきましょう。
また、使用している広告やツールに合わせて、定期的な見直しも忘れずにしてくださいね。
まとめ
今回は、プライバシーポリシーと免責事項の書き方や雛形を紹介しました。
ブログを運営する上で、トラブルに遭わないようにするためにもプライバシーポリシー・免責事項の設置は必須です。
ブログを開設したら早めの設置をおすすめします。
プライバシーポリシーの設置が終わったら、下記の「ブログ初心者がやっておくべきその他の初期設定」も完了させましょう。
やっておくべき他の初期設定
- Googleアナリティクス設定
→【2023年】Googleアナリティクス導入方法を解説!初期設定や使い方も! - Googleサーチコンソール
→サーチコンソールとは?導入方法から使い方まで詳しく解説! - お問い合わせフォームの設置
→ブログにお問い合わせフォームが必要な理由と10分でできる設置方法
今回は以上です。